今日は帯同しているチームが合宿をしているとのことで、夜時間を頂き、講義をさせてもらった。

こんなタイトルで話をしました。
まずは自分の身体の正常を知ること。
「今日調子がいいな」「調子悪いな」を主観的だけでなく、客観的に知ること。
高校生のうちに知ってほしいと思い、このタイトルにしました。

筋力や、体力の前にしっかり整えておきたいところ。
それは赤で囲んでいる基本的な所。
選手に分かってほしかったのは、日常生活がいかに大事かということ。

まずは身体をつくる、食事に関して。
トレーニングの回数よりも多い、食事。
身体を作るためにどれだけ気を遣ってご飯を食べていますか?

続いて水分。
水はとても重要。
身体のどの組織も水分のしめる割合は多い。
「水分取ってますよ!」という選手ほど、部活の時しか水分をとっていない。
身体を触ると、乾燥している、筋肉が異様に張っている、筋肉が硬い、そういった選手には水分補給の仕方を指導します。

続いて体温、脈拍。
平熱は?と聴いても中々反応が無い。
普段から体温を計り、平熱を知る。
また脈拍は疲労とも関連があるため重要。
オーバートレーニング症候群の指標になるともいわれるため、普段の脈拍を知ることは重要。
また心肺機能を上げるためにも、安静時脈拍を知っておくと、どこまで脈拍を上げてトレーニングすれば心肺機能が上がるかの指標にもなる。

極めて大事な睡眠。
最近の高校生は寝ていない。
また睡眠の質が悪い。
夜中起きる人と聞いたら、2,3人目が覚めるとのこと。
また寝起きが悪い、朝起きたら口が渇いているなど、呼吸や自律神経に関連した障害も多い。
寝るとき、起きたときのコンディショニングも重要。


続いて排泄。
唯一身体で作られたものが出る指標。
何が出るかで身体の調子が分かる。
特におしっこに関しては練習後にしたとき、濃いおしっこが出やすい人は注意。
部活中の水分が足りていない可能性が高いです。
このように知っておくとためになる情報を話しました。
高校生に知ってほしいのは、今、この時間を大事にして、後悔しない選択をしてほしいとのこと。
3年間の部活を終えたとき、イチローではないけど、
「後悔などあろうはずが無い」と言えるように、今できることをしてほしい。
出来る全てはお伝えしていきます。
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