5月19日、本日は島根県AT協議会研修会と総会の日。
島根県AT協議会は私も事務局の役員として活動している団体です。
本会は(公財)島根県体育協会の協力団体としてスポーツドクターや県体協関係者などと密に連携をとり、「チームしまね」として協同して医科学サポートを行い、島根県の競技力向上、スポーツ医科学の発展を目的としています。(島根県AT協議会会長川本より引用)
この研修会自体は年に2回行っており、今回で7回目になりました。
今回は「その道のプロに学ぶ!競技復帰に向けての指導とそのポイント」というタイトルで、私はサッカー競技について話をしました。

今回与えられた時間は20分。
そのなかで話したことは以下の事。

まず競技復帰するための心構えとして、最近自分が大事にしていることはパフォーマンスアップ。
パフォーマンスアップ無くして再発は防げないと思っています。

次はサッカー競技について。

要はめっちゃ動くということ。
さらには個人のみでは無く、チームの味方の動きに左右され、なおかつ相手がいるので思い通りに出来ないことも多く、認知的な負荷もかかる競技である事。
サッカーに必要な身体機能として上げさせてもらったのは脊柱と胸郭、骨盤、股関節、上肢について。
基本サッカーは下肢障害が多い。
それは下肢に頼った体重移動をしている選手が多いからだと私は感じています。
なので上半身を主に使った、「重心移動」をしっかり出来る能力が必要であると感じています。
またコンタクトもあるスポーツであるため、体幹の機能はもっと重要です。
なので少し紹介するとこんな感じ。

ローラーという不安定な物の上に立つことで股関節の上にしっかり骨盤を乗せれるようにします。
またどこで重心を感じれば良いのか、姿勢をモニタリングできたりするので評価にも使えます。
またサッカーに限らず人間の身体を見てみると、おおよそこのように分けることが出来ます。

引用:プロメテウス
普段やっている筋トレは身体の前ばかり鍛えていないですか?
前ばかり鍛えていると、例えば、自転車でブレーキをこぎながら全速力でこいでいるようなものです。
エネルギーの無駄遣いですね。
なるべく前を解放して、後ろでの動きに切り替えていきましょう。
こんな感じの話を20分程度でしました。
また何か話をすることがあれば少しずつ載せていきます。
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