半田会長のお話

日常での学び

先日理学療法士協会会長の半田会長が島根に来られて、今のPT協会の現状と未来について話をしてくださいました。

最初に熱を入れて話をしたのは我々は理学療法士であるということ。

リハビリの先生では無い、理学療法士と名乗りましょう。

患者さんに説明する際に、「ではリハビリしましょう」というのはもうやめようとのことでした。

患者さんに理学療法ということで、認知を広めていく必要があるとのこと。

また法律をしっかり見返すこと。

我々は運動を行わせることが重要。マッサージは消炎鎮痛の効果しか期待できない。

病院へ見学に行った際に、患者をしっかりさすっているPTをたくさんみた。

そんなことをしていて、自分たちの職域をどう確保するのか。

またデータの重要性を指摘。

評価をしっかりして数値でデータが取れるのは理学療法士。

その強みを活かしてどうやって予防していくのかをしっかり考えていく必要がある。

厚生労働省も予防分野、健康寿命を延ばすことに関して、理学療法士に期待してくれている。

ここは結果を出さなければいけないところ。

コツコツデータをとりためていく必要がある。

現在1学年で卒業するPTは14000人。

日本の同学年90人に一人はPTになる計算とのこと。すごい人数がPTになっている。

医療系職種で会員数が多い順番としては、看護協会、理学療法士協会、臨床検査技師協会・・・

我々は弱者では無いとのこと。

協会として会員数も増えてきていて医師会も脅威に感じてきているから、意地でもPT協会をたたきにかかっている。

叩かれるということは脅威に感じているということ。

また診療報酬の話で、加算についての話があった。

加算はいずれ無くなることが前提の制度。

みんながやり始めたら一気に無くなるとのこと。

その被害に遭っているのが現在の回復期病院。

我々も闘わなければいけないと強いメッセージがあった。

今の現状に満足してあぐらをかいているようではいつか職を失う。

島根県という小さな県でも出来ることからこつこつやっていく必要がある。

7月の選挙。これが本当の勝負であるとのこと。

いまニュースにも色々でて不信感も募っているが、我々が信じるべきは会長の言葉かなと思う。

信者では無いけど、現状を冷静に見渡して考えると、PT協会から議員を出すことは重要。

こういう話はみんなに聞いてほしかったな。

という自分も島根県理学療法士会の理事になりました。

理事として島根県の理学療法士の活性化に貢献できればと思う。

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