6月13日〜15日まで北海道で開催されたJOSKASに参加してきたので、そのときに思った事や勉強になったことを書いていきます。
12日
島根県から北海道までは直行便がありません。
なので乗り換えが必要です。
今回の行きの飛行機は仙台経由の新千歳空港。
仙台まではFDAで、新千歳まではJALでした。
乗り換えの時間に余裕を持って予約していたので仙台空港で少しご飯。
仙台味噌ラーメンとなる物を食しました。
そのまま新千歳へ。
約2時間半くらい?かかりました。
その日はゆっくり休んで寝ました。
13日
まず会場に到着して受け付け。
このご時世現金のみの支払いであったことには少しびっくり。
クロークも有り、受付はごちゃごちゃ。
今回の学会は国際シンポジウムなど英語シンポジウムも多く、せっかくなので拝聴しました。
まあ全然分かりません。
ニュアンスでしかわからなかったので日本語の会場へ。
神戸大学、荒木先生の話では、ALLの話し。
早い話、ALLは不安定性に関与しないとのこと。
近年ALL再建術を実施している病院も少なくないがバッサリと不安定性に関与しないとのこと。
外側半月板が不安定性にかなり関与するとのことで、これはしっかり修復する必要があるとのこと。
術後の成績は良好と報告している。
今回のJOSKASの本目的【元日本代表監督岡田武史さんの講演】
今回一番今日も深かったのはスペインでのサッカー教育の話。
スペインでは16歳までにサッカーの個人戦略やサッカーの知識などをしっかり詰め込むとのこと。
16歳以降で自由にやって良いと言われるそうだ。
サッカーの教育は比較的逆。
高校生になって戦略だの、知識だのを問われる。
なので自分で判断できない選手や自律できない選手が多いのだという。
日本人は規律をしっかり守り、集団での協調性などは素晴らしいが、自由さに欠けるとのこと。
それを日本全体ではじめても良いが、それでだめならどう責任を取って良いか分からないため、現在の愛媛県今治市で奮闘しているとのこと。
岡田元監督の話はとてもおもしろい。
ストーリー性がすごく高くて、困難と絶頂が交互に訪れるような物語。
映画が作れそうな話だった。
最終的な終着点は自分の聴いている感覚では「世界平和」かな。
人間は、楽な生活に慣れていき、判断することすら機械に頼るようになっていく。
これからの人間は、人間性を取り戻すことにお金を費やしていく。
現在の会社のビジョンは「物の豊かさでは無く、心の豊かにする」とのこと。
聴いていて涙が出そうになるくらい熱い話だし、感動するストーリーだった。
今治FCを中心とした複合型スマートシティは絶対成功する。
だってあんなに熱い人がトップでマネジメントしているのだから。
一度今治FCの試合見に行きたいな。
13日には発表もしました。
初めてのeポスターでの発表でした。
発表ブースの設置がいまいちでなんだかなと思った。

今回は症例報告を行いました。
保存療法で9ヶ月間理学療法を実施してスポーツ復帰した症例です。
この判断が正しいとは思いません。
再手術に至った際に膝はボロボロでした。
高校生3年生、選手は試合に出ることを望みました。
とても真面目な選手です。
何でこんな素晴らしい子が2度もケガするんだろうと、本当に悔しい思いをしたのは担当した自分も同じ。
発表自体は何事も無く終わってしまったけど、記録にも残せたのは良かったかなと思う。
JOSKASは今回で3回目。
来年も演題出せるように自己研鑽していこう。
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