8月7日、9日と当院の整形外科教室が何十年にも取り組んできている膝健診事業に、筋力検査のサポートをしてきました。
膝筋力は写真の様な機械を使用して、等尺性収縮で測定しました。

アルケア?さんだったかな。そのような会社が作成した測定器です。
構造は単純で体重計になっているのである程度身体を固定してセッティングをすれば押した力が測定できるというものです。
二日間とも9時半頃から続々と参加者がやってきて、まずは整形外科医によるエコー診察があります。
エコーで軟骨の状態を確認し、その後、問診票による生活の評価を行います。
JKOMという膝を総合的に生活や痛みなどを問診するような評価などが取り入れられています。
私たちの役割はひたすら筋力を測定すること。
ちなみに私も測定してみましたが、約90kgの力が出ました。
これは20代でみてもかなり優れている方に入ります。(私は今年で31歳です)
40代から80代までの幅広い年齢のかた、合計で約400膝を測定しました。
このデータを元に、膝の健康から、ロコモなどの関連や変形性関節症発生のリスクなど検討できれば良いなと思っております。
やっている印象としては、やはり痛みと筋力には関連は強い感じ。
ただ痛いから筋出力を発揮できないのか、筋力が無いから痛いのかはこのデータからは言えないので、その辺うまく解析できればと思います!
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