こんにちは。まつたくです。
現在隠岐の島にいます。
とても良いところです。
周りは海と山で信号が見当たりません。時間がゆっくり流れているのが分かります。
自然の表情も豊かで、とても大好きな場所です。
みなさんもぜひ隠岐の島に足を運んでみてください。(そんなに詳しくはありません)
以前セミナーで講師させていただいた内容を少しずつ出していこうと思います。
正直、働き始めたときに自分がこのタイトルで講義を任されるなんて思ってもいませんでした。
基本的に人と話すのが得意ではなかったので。
臨床に出てからどうやって患者さんとうまく話せるのかなと考えていました。
患者さんと話していて沈黙になる瞬間が大嫌いで、どうやったら会話って続くのかなって考えていました。
そんな中先輩にこれ良いよと教えてもらったのがコミュニケーションの本でした。
NLPは単純にコミュニケーションを円滑にするだけではなく、コミュニケーションの先にある、相手のや自分の目標を達成するための考え方をもつものです。
あまり詳しくかじっていないので詳しく述べることは出来ませんが、コミュニケーションの基本が載っていると言った感じです。
これを実践してから最初に思った事は、「(話している)相手ってこんなに話してくれるんだなー」と言うことです。
自分が話をしなくても、話を進めてくれるので沈黙が嫌いだった私には目からうろこの状態でした。
そんな話はさておき、なぜ医療現場にコミュニケーションが必要かという事ですが

ニューヨクークタイムズやニューイングランドジャーナルなど有名雑誌にも掲載されていますが、「医療の質」との関連がある事が分かっているからです。
単純な満足度だけではなく、治療の結果や健康状態の増悪などにも関わっているとされています。

患者トラブルのほとんどがコミュニケーションにあるというような報告もあります。
どんなに良い治療、理学療法が提供できても、コミュニケーションがうまく取れない、信頼関係が築けない人は治療効果は出てこない可能性があります。
コミュニケーションの話になるとよくメラビアンの法則が出てきます。

これで言うと話している言葉自体はほとんど伝わっておらず、見た目と声色などの音声が優先されます。
ただこの実験を紐解いていくとコミュニケーションにおける印象や影響ではないようです。
これはこの法則を提唱しているメラビアンさんも言っています。
ただ見た目の印象や声色やトーンなどでコミュニケーションにおける印象は変化します。これは皆さんが日常で感じていることではないでしょうか。
またわかりやすいのは顔は笑っているけど、内容が怒っていたりするとこれも印象が悪いです。
この状態をダブルバインドといいます。
臨床の場面であるのは親身に話を聞いてはいるけど、目線が別の所にいっていたり、相づちが単調であったりするとき、患者さんは不信感のような感覚を味わいます。
なのでそうならないためにもセルフモニタリングをすることが重要で、コミュニケーションを取っている状態を第3の目で客観的にみることです。
「あっ、今目線をそらしている」「聴いている姿勢が悪いな」など自分を客観視して見てみましょう。
そうするともう少しコミュニケーションがスムーズに進んでくると思います。
普段臨床で気をつけていることは相手が話を出来るような環境や雰囲気をうまく作ることです。
そのために自分の過去の失敗談や、笑い話など赤裸々に話すようにしています。
実はこれにも様々な仕掛けがあって、、、
これは次回に持ち越しますね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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