おはようございます。まつたくです。
少し間が空きましたが、またコミュニケーションについて話をしようと思います。

このポイントはとてもわかりやすくて、私自身すごく意識しています。
患者さんとも話をする際に、服装や病衣の着方、ベッド周りの環境、持ち物、着ている服のメーカーなど細かに観察をしていきます。
そこに自分との共通点があれば話があっていきますし、それにこだわりがなかったとしても、その話題に触れることで自分の話をすることが出来ます。
③の「信頼する」で書いてありますが、打ち明けることが大事です。
コミュニケーションは聞き役に徹することが大事だとか、最近いろんな書籍が出ていますが、単純に聞けば良いという話ではないことが往々にして書かれているのがわかります。
相手がいかに話しやすい環境を作れるかは、聞き手である我々の腕次第だと思います。
まずは自分から打ち明けることが大事です。
家族のこと、仕事の事、趣味のことなどなど自分から話をすることで、「今はこの話をして良い時間なんだな」と相手も話をしやすくなります。
話が盛り上がる方というのは、このような下地を作るのがとても上手な方です。
また交渉ごとなどでは話を進めていく上でなるべく主導権を握っておきたいと考えるかと思います。

そんなときはコンフォートゾーンを理解しておくと便利です。
トランプ大統領が挨拶の時に握手を求め、握手した後に相手の肘に手を添えたりするのはこれをうまく利用していると言っても良いでしょう。
先に話を持ちかけたり、話でなくても挨拶や自己紹介を先にすることで話自体の主導権を握ることが出来ます。
なのでまとめると先に話しかけ、話題を振って自分の話しも少しずつ小出しにする事です。

ただそうやって話していると自分が話しすぎている場面に直面します。
そういったときに必要な能力がセルフモニタリング能力になります。
会話している2人を第3の目で観察する能力です。
・あれ、いま自分しか話していないんじゃないかと気づくこと。
・盛り上がっているのは自分だけかもしれない
・今聞いている姿勢が悪かったな。
など気づきが重要です。
ただ自分のしたい話をばーっとしているだけではただの自己満足です。
本当に相手の話したいこと、知りたいことは知ることが出来ません。
今回は話し方のコツについて話しました。
人見知りだった私が少し自信を持って話をすることが出来るようになったのもこういったコツや技術を知らなかったからだと分かりました。
そもそも話するのが苦手だからで諦めたりしていませんか?
コミュニケーションはものすごく楽しく、人生に有意義な意味を与えてくれます。
人との出会いは自分の人生を左右するような転機をもたらします。
そういったチャンスの時にきちんと話すことができないとそのチャンスを見逃してしまうかもしれません。
ひとつずつ意識して実践していくことでコミュニケーションが楽しくなってくると思いますのでぜひ実践してみて下さい。
次回は実際の話を聞くための技術についてお話ししていきます。
今回も最後まで観ていただきありがとうございました。
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