フィジカルトレーニングはやったもの勝ち!!
スポーツをしている人は分かると思いますが、
基本的に競技の練習しているとフィジカルトレーニングする時間を
する時間って意外に少ないですよね。
その少ない時間でどんなトレーニングをしたら良いか悩みますし、
まず何をしたら良いか分からない人が多いと思います。
今日はまずフィジカルトレーニングがなぜ必要かを考えてみます。
- そもそもフィジカルトレーニングは必要か
- トレーニングをするとなぜよいか?
- フィジカルトレーニングがもたらすものは?
- じゃあ何をしたら良いの?
💡基礎体力のことをフィジカルといっている事が多いようです!!
✅️そもそもフィジカルトレーニングは必要か?

結果から述べますと、必要です。(私は必要と考えています)
それはなぜでしょう?
フィジカルは『Physical』と英語で書きます。
直訳すると『物理的』『肉体』『身体』となっています。
対義語は『Mental』『psychological』ともいえます。
スポーツの世界でフィジカルと聴くと
身体の強さというイメージがあるかと思います。
ただ一概に単なる身体の強さとは言えません。
いわゆる基礎体力と呼ばれるものがフィジカルには
含まれていると考えています。
基礎体力には様々な要素があり、
それぞれをバランス良く鍛えることが良いとされています。

単純にフィジカルといっても筋力のみでは無く、
バランス能力なども含まれています。
なのでトレーニングは単純に筋トレだけするでは不十分です。
競技をする上で人はいろんな動きをします。
その動きをしながらあらゆる判断を行います。
判断を行う上で体の動きに余裕が無ければ良い判断が出来ません。
そのためにもフィジカルトレーニングで
自分の身体を自由に動かせる能力は必須と言えます。
✅️トレーニングをするとなぜよいか?

ではなぜトレーニングが良いのでしょう?
結論から言うとあらゆる動きが出来ることがスポーツの動きにつながりますし、基礎体力があることでそのスポーツの技術、戦術を再現できます。

これを見ていただければわかりますが、土台は基礎体力です。
ここが広がればのっかってくる技術なども大きく積み上げれます。
低い基礎体力では高くピラミッドをするしかありません。
このピラミッドの高さがその競技の熟練度だとすると、もちろん基礎体力が低くても技術や戦術を高くすればその競技はうまくこなすことが出来るかもしれません。

ただどうでしょう?
不安定ではないですか?
このピラミッドが倒れたときに起こるには『ケガ』です。
どっちが崩れにくいでしょうか?
細く高い方が倒れやすいのが想像できると思います。
こういった観点からも土台になる基礎体力は重要になります。
さらにいうと、基礎体力を支えるものは
生命維持器官といってもいいと考えています。
良質な食事、睡眠が基礎体力を引き上げる基礎となります。
トレーニングめっちゃ頑張ってるけど
朝御飯抜いている選手って学生に多いかもしれません。
でもこれはすごく矛盾しています。

これも図を見ていただけると分かりますが
すごく不安定な状態になっているのが分かると思います。
(この図は私の勝手なイメージです)
基本的な生活習慣などが出来ていなければ基礎体力の向上に
効率が悪くなると思った方が良いでしょう。
✅️フィジカルトレーニングがもたらすものは?

今までの話を聞いていて分かると思いますが
基礎体力(フィジカル)が重要なのは『ケガ』を
しないために重要だと私は考えています。
もちろんそのスポーツのパフォーマンスを
上げるためにも重要であると思います。
パフォーマンスを上げるためには
その競技に特化したスキルを身につけなければいけません。
その指導で重要なのはコーチの役割です。
まずベースとしてケガしない体をつくり、
思いっきりケガ無く練習が出来る環境をつくることが重要です。
競技がうまくなるために必要なのは練習です。
その練習も必然的に「量」は重要になります。
この「量」をケガすることで取られるのはもったいないことです。
もちろん練習の「質」も重要です。
ある強豪校では練習は1日2〜3時間、週に4日しか練習していないと聞きます。
なのに全国大会へは常連になっています。
ケガをしてこの短い練習時間を取られるとどうでしょう?
中々上達することは出来ないですよね。
もう一度言いますがフィジカルトレーニングが
もたらすものは「ケガ」の予防です。
フィジカルトレーニングを間違えて繰り返すことで
逆にケガをさせてしまう可能性があります。これももったいないです。
ケガをしてしまったらどうするか?
こちらを見てみて下さいね。
基本的には専門家の指導の下行うことが良いですが、まずは自分でしっかりと取り組むことが重要です。
何気なくやるのでは無く、しっかり意識する。これが重要です。
✅️じゃあ何をしたらよいのか?

走り込み?
筋トレ?
もちろん大事です。
何をしたら良いかに答えはないかと思います。
一例として、私が高校生に指導しているトレーニングを挙げます。
どちらかと自重を使って無理なく身体をしっかり動かす事が重要です。
この動きを速くしたり遅くしたりしても
安定して出来るようになるのが目標です。
なにしたらよいかなと少しでも迷っていたなら先ずやってみましょう!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
- ACL損傷をゼロに!!
- 怪我に泣くスポーツ選手をゼロに!!
- 子ども、アスリートの未来をカタチに!!
コメント