Keyword:前十字靱帯
こんにちは。まつたくです。
先日こんなツイートをしました。
前十字靱帯損傷後、怖くて動かさないと良く聞きます。
ある意味安全ですが、それでは術後の回復を遅くさせる可能性がある。
一緒にやれば怖くない。
どこまで動けるは確認しましょう。
前十字靱帯切れてても、思っているより動けますよ。
ただ安全を守った上での攻めが大事。#ACL#前十字靱帯#図解 pic.twitter.com/Dz0ogaFUnh— まつたく@理学療法士・アスレティックトレーナー (@matsumo37) January 13, 2021
図解にするとシンプルにまとめられるし視覚的にもわかりやすいですよね。
こちらでは深掘りしていきます。
✅️ケガしたなと思ったら先ずは病院を受診しよう!!
チームにトレーナーがいたりする場合にはまず相談して病院受診をするかしないか判断してもらいます。
でも、まずは何であれ病院を受診しましょう。
そこで重要なのが病院選びです。
膝を痛めた場合に受診するのはおそらく整形外科になります。
ただ、前十字靱帯損傷は整形外科が扱うケガですが、ケガの種類としてはスポーツ傷害に入ります。
つまりスポーツの専門家に見てもらった方が良いです。
ここで間違えてはいけないのは、
・整形の専門家
・スポーツの専門家
これは違うということです。
必ずしも整形外科医がスポーツの専門家である訳ではありません。
(もちろん基本的には整形外科的なケガは知っているはずです)
なのでここはしっかり調べていきましょう。
加えて前十字靱帯は見慣れている医者に診てもらった方が絶対に良いです。
この辺りはネットで検索すれば基本的には出てくると思います。
もしくは日本スポーツ協会のホームページからスポーツ医が検索できるのでぜひ参考に。
受診して膝が痛いと言ってレントゲンだけで済ませるところには次からは行かないようにしましょう。
前十字靱帯は基本レントゲンではわかりません。
MRIを取らなければ断裂しているかどうかは分かりません。
なのでMRIが備えてある病院に行くのがベストです。
MRIは時間とお金がかかりますが、前十字靱帯が損傷しているかを知るためには必要です。
加えて言うと、予約が何十日、何ヶ月先という所もやめましょう。
手術をする時期が延びてしまうとスポーツ復帰までの時間がかかってしまいますので。
✅️損傷後もしっかり動きましょう
基本、痛みがある場合には「休んだ方がいい」と言われるかもしれません。
でもちょっと待って下さい!!
基本前十字靱帯を損傷した方はスポーツをしている方です。
手術をしたとして最終的なゴールはスポーツ復帰です。
スポーツ復帰を目指すなら少しでも動ける身体にしておいた方が良いです。
動ける身体というのは
・日常生活が問題なく過ごせること
・膝の曲げ伸ばしがしっかり出来ること
・筋力を取り戻すこと
ということです。
この中でも私が重要視するのは、『日常生活が問題なく過ごせる』ことです。
画像ではきちんと歩くこととしました。
いわゆる、ケガした足をかばうような歩き方でなく、正常に近い歩き方を目指しましょう。
加えて日常生活の中で『立つ』『座る』などがきちんとできることが重要です。
ただがむしゃらにやれば良いというわけではありませんのでご注意を!!
一番大切にしていただきたいことは痛みと相談するということです。
✅️安全に実施出来ることが大前提
安全安心な状態で実施するということが大事です。
なので絶対に専門家に相談して下さい。
この場合の専門家はスポーツ医もしくは理学療法士になります。
ただまずは医者に相談していただいてからというのが前提です。
動ける身体とは言いましたが、何でもかんでもやっていいわけではありません。
痛みをださず、合併症を起こさないことが重要です。
合併症とは前十字靱帯以外の部位をケガしてしまうことです。
前十字靱帯が切れていると、半月板や軟骨を損傷してしまう確率が上がります。
これをケガしてしまうと、スポーツ復帰が少し遅くなるもしくは術後の経過で苦労することが多くなります。
なのでまずは理学療法士と一緒に運動していくことが大事ですね。
少しでも前十字靱帯の事を、スポーツ愛好家の方々やスポーツ選手の方に知って頂ければ良いなと思います。
最後まで観ていただきありがとうございました!!
- ACL損傷をゼロに!!
- 怪我に泣くスポーツ選手をゼロに!!
- 子ども、アスリートの未来をカタチに!!
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