■keyword スポーツトレーナー 仕事内容 場所
スポーツトレーナーになりたい!
そう思っている人は現実増えているのではないでしょうか?
テレビでスポーツの試合を見ていて選手が負傷した際に選手の元へ駆け寄っていく方がいますよね?
あれはスポーツドクターとスポーツトレーナーです。
あんな大舞台で私も仕事がしてみたいと夢見ています。
ただ誰しもがあの舞台に立てる訳ではありません。
じゃあ実際スポーツトレーナーってどこで何してるの?
そんな疑問に答えていきます。
この記事は臨床10年目、理学療法士+JSPO-ATの私が現場に出ていて色んな方と出会い、経験し色々教えていただいたことを内容にしてます。
・スポーツトレーナーはどんな場所で働くの?
・スポーツトレーナーの働き方はどうなの?
・スポーツトレーナーはどんなことするの?
💡スポーツトレーナーを目指しているけど悩んでいる方必見です。
✅️スポーツトレーナーはどんな場所で働くの?

【結論】スポーツトレーナーはスポーツに関わるありとあらゆる場所で働きます
スポーツトレーナーの花形といえば、プロスポーツチームのトレーナーや、日本代表のトレーナーなどでしょうか。
よくテレビ見ててケガした時に駆けつけてくるあの方々ですね。
(テレビだとスポーツドクターも一緒にいると思います)
ただそこで働けるためにはかなりの努力が入りますし、コネクションも重要になってきます。
そういったチームの専属トレーナーとして働くことがスポーツトレーナーとしてはイメージしやすいと思います。
チームの専属トレーナー以外では、スポーツジムやフィットネスクラブなどがあげられます。
また地方などにおいては、○○県スポーツ協会や、○○県サッカー協会など競技団体などに勤務している方もいます。
また地域の総合体育館など、様々な働き方が可能になります。
スポーツジムやフィットネスクラブにおいては、そこではトレーニングしている方々への専門的なアドバイスや、リスク管理などを行います。
また、フィットネスクラブでは高齢者などの指導も行うので、そういった時のリスク管理は本当に必要になります。
そういった点でもどこで働くにせよ、スポーツトレーナーとして働くのであれば医学的知識が必要になります。
他にも地域のスポーツクラブや中学、高校の部活で働く方もいます。
ここは注意が必要ですが、これだけで1ヶ月の必要な経費(いわゆる給料)を頂くことが難しい場合があります。
特に地方はそうですが、地域のスポーツクラブも部活などもそんなに予算がないからです。
週に何回かの介入という条件付きになるのではないかと思います。
そういう場合は掛け持ちしてる方もいますが、これもまた大変です。
また都心部では大学などへトレーナーが派遣されたりしています。
その派遣は個人が経営するようなスポーツジムや、トレーナーを派遣するような会社もあるのでそこで雇っていただくという事も可能です。
✅️スポーツトレーナーの働き方はどうなの?
【結論】資格によって求められ方が変わります
ここはスポーツトレーナーがどういう位置づけで働いているかによります。
どの分野で働きたいかというところが関わってきます。
一口にスポーツトレーナーといっても様々です。
- メディカルトレーナー
- ストレングストレーナー
- フィジカルトレーナー
- アスレティックトレーナー
- コンディショニングトレーナー
- フィットネストレーナー
などがあります。
各々資格が必要なのかというと答えはNOです。
自分の得意分野で売りに出していけば良いかと思います。
ただ、それぞれの専門家になろうと思えばそれなりの資格を取るくらいの勉強量は必要なので、一つの手段として資格は必要かと思います。
どんな資格があるのかは以前書いた記事を参考にして下さい。
例えばメディカルトレーナーであれば、医学的知識やリハビリの知識に長けている理学療法士が強いです。
選手のコンディションを整えるという点では鍼灸師や柔道整復師が強いなと感じます。
またトレーニングの知識プログラム作りなどではNSCAのコンディショニングスペシャリストなどが長けていると思います。
現在私は理学療法士とJSPO-ATを持っています。
なので私の得意分野はメディカルリハからアスリハまでを得意としてます。
基本怪我した選手の支援を中心にしてます
(これは病院でACL損傷後のフォローをしているのもありますが。)
こういう風にダブルライセンスであれば、ある程度強みを前面に押し出せます。
チームから要望がたくさんあっても、ある程度自分全部いけますよというスタンスがとれます。
ただ、プロスポーツレベルまでなると、しっかりと専門領域に分かれて仕事をするので、そうなった場合はメディカルのみやストレングスのみになるかと思います。
私の住んでる地方では、そうやって棲み分けできるほどトレーナーもいないので、トレーナー業務を全部1人でやらなければいけないので、現場に出てるとすごく鍛えられます。
✅️スポーツトレーナーはどんなことするの?
【結論】トレーニング、コンディショニング、リハビリ、テーピングなどをします
スポーツ選手が必要としていることに柔軟に応えることができるのがスポーツトレーナーだと思います。
トレーニングに関しては文字通りで、どういった目的でトレーニングをするのか、どこを鍛えたいのかなどを明確に指導することができます。
単純に筋トレしたいと言っている方であっても、どんな風に鍛えていくと効率よく筋肉をつけれるのかなどアドバイスを出来ます。
また選手のフィジカルトレーニングなども考案することが出来るので、例えばサッカー選手で、もっとボールキープできるようになりたいという要望があったとします。
その問題点を把握し、その強化に向けてトレーニングをおこなったりします。
コンディショニングに関しては、イメージしやすいのが試合後のケアです。
疲労を次の日に残さないための戦略をたてます。
単純なのがマッサージやストレッチです。
他にもアイスバスや物理療法を用いたり、それこそ鍼治療をおこなったりと、コンディショニングは様々です。
次にリハビリテーションです。
これはケガをしてしまった選手に対して、段階を追って競技に復帰するためのプランを考えます。
この過程には医師の協力が必要不可欠で、医師と話し合いながらリハビリで行うトレーニングなどの負荷量を設定していきます。
ここに関しては理学療法士の知識があるとかなりスムーズにすすめることができます。
主な仕事の一つにテーピングがあります。
これは医師よりも誰よりもトレーナーが得意だと言って良いと思います。
様々な巻き方やテープの種類があるのでここはまたどこかで紹介したいと思います。
✅️まとめ
なんとなくイメージが出来たでしょうか?
私はスポーツトレーナーとしては、社会人リーグや、高校サッカーを中心として関わっています。
そこでどのように仕事をするかというと、基本けが人へのトレーニング指導や痛みが出ている選手のチェックです。
ただこれでは、雨漏りしているしている家の天井を直さず、床を拭き続ける作業になるので、最近ではフィジカルテスト
などを行った上で、弱点の強化や、ストロングポイントを伸ばすことをしています。
そうなることでパフォーマンスを上げ、ケガの予防につながると考えているからです。
試合の時には、万事に備えておき、何かあれば私が一番に選手のところに駆け寄って、試合が続行できるか否かを判断します。
こういった風にしてスポーツの現場で働いています。
もちろんもっと違う働き方もあると思います。
そういった働き方をしている方々とつながっていきたいところですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
◎ACL損傷をゼロに!!
◎怪我に泣くスポーツ選手をゼロに!!
◎子ども、アスリートの未来をカタチに!!
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