【感想】大人の学びを効率化させる方法を知っていますか?

読んだ本のまとめ

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この記事の著者

理学療法士10年目

認定理学療法士【スポーツ理学療法・臨床教育】

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

普段は大学病院で勤務しながらスポーツ現場でもトレーナーとして働いてます。 高校生のサポートや、大会での救護活動を中心に、スポーツ現場に出ています。 臨床ではACL損傷後のリハビリテーションを中心におこなっております。

今回は書籍紹介になります。

今回読んだ本は

働く大人のための「学び」の教科書

です。

こちらを読んだ感想としては、本当に勉強になったなと思いました。

大人になってからは勉強しろとも言われないし、勉強の仕方も教えてくれません。

でも我々のような職業だけでは無く、仕事をしていくためには多くのことを学ばなければいけません。

では「学ぶ」とはどうゆうことなのか?

「学ぶ」ためにはどんな手段があるのか?

こういった疑問に答えてくれます。

書籍の中に

大人の学びとは
【自ら行動するなかで経験を蓄積し、次の活躍の舞台に移行することを目指して変化すること】

とされています。

ここで重要なのは、

『自ら行動すること』

『変化すること』

だと感じました。

学びを進める上で大事なのは、自分で行動し、変化していくことです。

変わるきっかけは、アクション。

何事も行動しなければ、変化はないし、変化がないということは学びをストップさせているということです。

これからの時代は、新たな環境変化に対して「好奇心」や「興味」を失うことなく、自分を常にモニタリングし、自らを立て直していくことが求められる

現状に満足し、変化を恐れることは今の時代のおいて、不必要とされてしまいます。

大人は何もしなければ子供より劣る存在になる

本書では学ぶための「原理原則を3つ」と学ぶための「7つの行動」が紹介されています。

いずれも読んでいただければ分かりますが、今学んでいる人たちがしていることを言語化してくれていますので、

すーっと頭に入っていく感じがします。

✓3つの原理原則と7つの行動とは?

簡単に紹介すると

【原理原則1】
背伸びの原理

【原理原則2】
振り返りの原則

【原理原則3】
つながりの原理

です。

私なりにかなり簡単にまとめると

『少し難しい課題に取り組みながらしっかりとその振り返りをして、他人と一緒に学んでいくこと』

が重要になりますよということです。

加えて7つの行動は

  • タフな仕事から学ぶ
  • 本を1トン読む
  • 人から教えられて学ぶ
  • 越境する
  • フィードバックをとりに行く
  • 場を作る
  • 教えてみる

結局は一人では独学に限界もあるし、ぬるま湯に浸かっていても成長はありません。

でも一人でしか学べないこともあります。

知識をinputしつつ、みんなでoutputできるような関係性が築けるグループにいると良いですね。

本ではもっと詳しく記載してあるのでぜひ手に取ってみて下さい。

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